結婚する平均年齢は何歳?最新データで晩婚化の実態を解説|男女別・都道府県別まで丸わかり

「結婚って、平均何歳くらいにするものなんだろう?」と気になっている人は多いはずです。

厚生労働省の最新データによると、日本人の平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.7歳です。

30年前と比べると、男女ともに3歳以上遅くなっており、晩婚化が着実に進んでいることがわかります。

とはいえ、平均はあくまで目安のひとつ。

20代で結婚する人もいれば、40代で初めて結婚する人も珍しくありません。

この記事では、男女別・地域別の最新データをもとに、結婚年齢の平均と晩婚化の実態をわかりやすく解説します。

婚活を始めるタイミングや、年齢と出産の関係も含めて、具体的な情報をお届けします。

目次

結論:日本人が結婚する平均年齢は男性31歳・女性29歳

まず結論からお伝えします。

厚生労働省が発表した人口動態統計(2023年)によると、日本人の平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.7歳です。

男性は30代に入ってから、女性は29歳手前で結婚するケースがもっとも多いというのが、現在の日本の実態です。

最新データで見る初婚年齢の平均

2023年の人口動態統計における初婚年齢の平均は以下のとおりです。

性別平均初婚年齢2000年比較
男性31.1歳+2.4歳
女性29.7歳+2.9歳

2000年時点では男性28.8歳・女性27.0歳でしたから、わずか20年ほどでこれだけ平均が上がっています。

晩婚化はデータで見ると、想像以上に急速に進んでいることがわかります。

都道府県別・地域差はどのくらいある?

平均結婚年齢は都道府県によって大きく異なります。

傾向として、東京・神奈川・大阪といった都市部では平均年齢が高く、宮崎・鹿児島・沖縄といった地方では比較的低い傾向があります。

傾向主な都道府県特徴
平均年齢が高い東京・神奈川・京都進学率・収入水準が高く、キャリア優先の傾向
平均年齢が低い宮崎・沖縄・鹿児島地域コミュニティのつながりが強く早婚傾向

東京と宮崎では、男女ともに1〜2歳程度の差が生じることも珍しくありません。

平均はあくまで全国値ですので、自分が住む地域の傾向も参考にしてみてください。

平均結婚年齢は年々上がっている?晩婚化の実態

日本の結婚年齢は、1970年代から一貫して上昇し続けています。

なぜここまで晩婚化が進んだのか、その背景を理解しておくことは、自分の将来を考えるうえでも重要です。

30年前と今ではどれだけ違うのか

1990年の平均初婚年齢は男性28.4歳・女性25.9歳でした。

現在(2023年)は男性31.1歳・女性29.7歳ですから、30年間で男性は約2.7歳、女性は約3.8歳も上昇したことになります。

特に女性の上昇幅が大きく、1990年代以降に進んだ女性の社会進出や高学歴化が、大きく影響していると考えられています。

晩婚化が進んだ本当の理由

晩婚化の原因はひとつではなく、複数の社会的な変化が重なっています。

  • 女性の大学進学率・就職率の上昇により、結婚よりキャリアを優先する期間が長くなった
  • 非正規雇用の増加や賃金の伸び悩みで、経済的な結婚準備に時間がかかるようになった
  • 一人暮らしの快適さや娯楽の多様化により、結婚への切迫感が薄れた
  • 出会いの機会が地域コミュニティからマッチングアプリ等にシフトし、パートナー探しに時間がかかるようになった
  • 理想のパートナー像が高まり、妥協しづらくなった

これらの要因が複合的に絡み合い、現在の晩婚化を生み出しています。

未婚率の上昇と晩婚化の関係

晩婚化と同時に、生涯未婚率も上昇しています。

2020年の国勢調査では、50歳時点での未婚率は男性28.3%・女性17.8%に達しました。

これは晩婚化が進んだ結果、結婚できないまま年齢を重ねてしまうケースも増えていることを示しています。

晩婚化はただ結婚が遅れているだけでなく、結婚そのものが人生の選択肢から外れていくという側面も持っています。

年齢別・結婚した人の割合はどのくらい?

平均年齢だけを見ていると、実態が見えにくくなります。

年齢ごとに、実際にどれくらいの割合の人が結婚しているのかを確認しておきましょう。

20代で結婚する人は全体の何割か

国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、20代のうちに結婚を経験する人の割合は、男性で約3割、女性で約5割となっています。

女性のほうが早い時期に結婚する傾向が強く、25〜29歳の婚姻件数はもっとも多い年齢層のひとつです。

一方で男性は、20代後半でも「まだ早い」と感じる人が多く、30代に入ってから結婚を意識し始めるケースが多いです。

30代で結婚する人の割合と特徴

30代は男女ともに、婚姻件数がもっとも多い年代です。

年齢層婚姻件数の割合(男性)婚姻件数の割合(女性)
25〜29歳約24%約31%
30〜34歳約30%約27%
35〜39歳約16%約13%

30〜34歳が男性の結婚のピーク帯であることがわかります。

この年代は収入が安定し始め、将来を見据えたパートナー探しに本腰を入れる人が増える時期でもあります。

40代以降での結婚はめずらしくない時代に

40代以降で初めて結婚する人の数は、以前と比べて着実に増えています。

再婚も含めれば、40〜44歳の婚姻件数は全体の約10%を占めており、決してめずらしいことではありません。

年齢を理由に婚活を諦める必要はありませんが、後述する妊娠・出産の問題については現実的に考えておくことが大切です。

平均年齢より早く結婚した人・遅く結婚した人の違い

早婚と晩婚には、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。

どちらが正解というわけではなく、自分の価値観やライフプランに合った選択をすることが大切です。

早婚のメリットとデメリット

  • 【メリット】子育て期間と自分の体力が重なりやすい
  • 【メリット】長い時間をパートナーと共に歩める
  • 【メリット】経済的なスタートが早ければ、資産形成の期間が長くなる
  • 【デメリット】キャリアの途中で家庭との両立が必要になる
  • 【デメリット】価値観がまだ固まっていないため、すれ違いが起きやすい
  • 【デメリット】経済的な基盤が整う前に生活費が増えるリスクがある

20代前半での結婚は、体力的な余裕がある一方で、精神的・経済的な準備が追いつかないケースもあります。

晩婚のメリットとデメリット

  • 【メリット】キャリアや収入が安定してから家庭を持てる
  • 【メリット】自分の価値観が明確なので、パートナーを選びやすい
  • 【メリット】一人の時間を十分に楽しんだ満足感がある
  • 【デメリット】妊娠・出産のリスクが年齢とともに高まる
  • 【デメリット】生活習慣や価値観が固まりすぎて、相手に合わせにくくなる
  • 【デメリット】親の介護と子育てが重なる可能性がある

晩婚には安心感がある反面、体の面での制限が出てくることを念頭に置いておく必要があります。

年収・職業・学歴と結婚年齢の関係

年収が高いほど結婚年齢が早まる傾向があるというデータがあります。

特に男性では、年収400万円を超えると婚姻率が上がるという研究結果も存在します。

一方で女性は、高学歴・高収入になるほど結婚年齢が遅くなる傾向があり、キャリアと結婚を両立させるタイミングの模索が続いています。

職業で見ると、公務員や大企業の正社員は比較的早く結婚する傾向があり、フリーランスや非正規雇用では晩婚・未婚の割合が高くなっています。

結婚を考えるなら知っておきたい現実的なポイント

年齢と結婚を考えるとき、感情的な部分だけでなく、現実的な視点も持っておくと後悔が少なくなります。

特に妊娠・出産のタイミングは、知識として早めに持っておくべき情報のひとつです。

妊娠・出産のタイミングと年齢の関係

女性の妊娠しやすさは、年齢とともに低下します。

年齢自然妊娠の目安注意点
〜29歳比較的高い特になし
30〜34歳やや低下し始める早めに産婦人科に相談するのがおすすめ
35〜39歳さらに低下高齢出産のリスクを医師と確認
40歳以上かなり低下不妊治療の選択肢も含めて早期に検討

子どもを望む場合は、結婚のタイミングだけでなく、出産のタイムラインも逆算して考えることが重要です。

婚活を始める適切なタイミングとは

婚活を始めるタイミングに早すぎるということはほとんどありません。

ただし、マッチングアプリや結婚相談所を活用するなら、男性は27〜30歳・女性は25〜28歳が活動しやすい時期と言われています。

この年代は、出会える相手の母数が多く、真剣に結婚を考えている人が集まりやすい傾向があります。

30代半ばを過ぎてからでも十分に出会いはありますが、活動期間を長めに見積もっておくと余裕を持って進められます。

パートナーと年齢差がある場合に意識したいこと

年齢差のあるカップルの場合、ライフステージのズレが課題になることがあります。

たとえば、5歳以上の年齢差がある場合は、キャリアの節目・親の介護のタイミング・定年後の生活設計がそれぞれ異なってきます。

こうした違いをあらかじめ話し合っておくことで、後になって価値観のすれ違いが起きるリスクを減らせます。

年齢差そのものが問題なのではなく、それによって生じるライフプランの違いを共有できているかどうかが大切です。

まとめ

日本人の平均初婚年齢は男性31.1歳・女性29.7歳で、30年前と比べて男女ともに大きく上昇しています。

晩婚化の背景には、女性の社会進出・経済的な不安・出会いの変化などが複合的に絡み合っています。

平均年齢はあくまで参考値であり、何歳で結婚することが正解というわけではありません。

ただし、子どもを望む場合は妊娠・出産のタイミングを逆算することが重要です。

婚活を始めるなら早めに動くほど選択肢が広がります。

自分のペースを大切にしながら、後悔のないライフプランを描いてみてください。

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