20代のうちに結婚したいと思っているけれど、周りを見渡すとまだ独身の人ばかり。
実際のところ、同じ20代でどれくらいの人が結婚しているのか気になりませんか。
国勢調査のデータによると、20代前半(20〜24歳)の既婚率は男性4.9%、女性8.3%とかなり低い水準です。
ところが20代後半(25〜29歳)になると男性26.4%、女性36.7%へと一気に跳ね上がります。
この数字を見ると、20代後半こそが結婚に動き出す最初の分岐点であることがよくわかります。
この記事では、年代別の結婚率を男女別のデータとともにわかりやすく整理したうえで、結婚率が低い背景や、20代のうちに婚活を始めると有利な理由まで詳しく解説します。
自分の立ち位置を知りたい方、婚活を始めるタイミングを迷っている方にとって、具体的な判断材料になるはずです。
20代の結婚率はどのくらい?最新データで読み解く
20代の結婚率は、前半と後半で大きく異なります。
総務省の国勢調査をもとに、年齢帯ごとの既婚率をわかりやすく整理していきましょう。
20代前半(20〜24歳)の結婚率は男女ともに1割未満
20代前半の既婚率は、男性4.9%、女性8.3%とかなり低い数字です。
男性に至っては、20人に1人しか結婚していない計算になります。
この時期は大学卒業・就職・仕事への適応など、人生のターニングポイントが重なりやすく、結婚よりも自分のキャリアや生活基盤を整えることに意識が向きがちです。
社会人1〜2年目という人も多く、収入面や生活面でまだ安定していないことも、結婚を後回しにする大きな理由になっています。
20代後半(25〜29歳)になると結婚率が急上昇する
20代後半になると既婚率は男性26.4%、女性36.7%へと大きく跳ね上がります。
前半と比べると、男性は約5倍、女性は約4倍以上の伸びです。
社会経験が積まれ、仕事も安定してくるこの時期に、多くの人が初めて結婚を具体的に考え始めます。
周囲での結婚ラッシュが続き、自分も動き出したいと感じる人が増えるのも、この年代の大きな特徴です。
男女で異なる結婚率の差はなぜ生まれるのか
同じ20代でも、女性の既婚率は男性よりも一貫して高くなっています。
これは複数の要因が絡み合っています。
- 女性は男性より早い段階で結婚・出産を意識しやすい傾向がある
- 男性は女性よりも年上のパートナーを選ぶケースが多いため、女性側が先に既婚になりやすい
- 女性のほうが理想の結婚年齢を早めに設定している調査結果がある
- 男性は仕事への集中や経済的安定を優先しやすく、婚活の開始が遅れる傾向にある
男性が結婚意識を持ちにくい背景には、経済的な責任感の重さもあります。
家族を養うプレッシャーを強く感じるほど、安定するまで待ちたいという心理が働きやすくなります。
30代と比較すると20代の未婚率の高さがよくわかる
20代の数字だけでは実感しにくいかもしれないので、30代と並べて見てみましょう。
| 年齢帯 | 男性の既婚率 | 女性の既婚率 |
|---|---|---|
| 20〜24歳 | 4.9% | 8.3% |
| 25〜29歳 | 26.4% | 36.7% |
| 30〜34歳 | 51.5% | 61.9% |
| 35〜39歳 | 62.5% | 70.5% |
30代前半になると既婚率は男女ともに過半数を超えます。
20代後半から30代前半にかけての期間が、婚姻の一番の山場であることがデータからも明らかです。
20代の結婚率が低い理由とは?背景を深掘りする
単に「若いから」という話ではなく、現代の社会構造や価値観の変化が深く関係しています。
結婚率が下がり続けている背景を、複数の視点から整理していきます。
大学進学率の上昇で社会に出る時期が遅くなった
1975年当時、女性の大学進学率はわずか12%でした。
ところが現在は男性56%、女性50%と大幅に上昇しています。
大学卒業後に就職すると、25歳時点では社会人3年目以下という人がほとんどです。
高校卒業後すぐ就職した人が同じ25歳で社会人7年目を迎えているのと比べると、生活基盤の整い方に大きな差があります。
「まだ結婚できる状況ではない」と感じるのは、自然な流れとも言えます。
経済的な不安が結婚をためらわせている
結婚をためらう理由として、経済的な不安は男女ともに上位に挙がり続けています。
特に影響が大きいのが、雇用形態による格差です。
- 非正規雇用の男性は、正規雇用に比べて有配偶率が顕著に低い
- 収入の不安定さが、パートナーを養う自信を持ちにくくする
- 結婚費用(指輪・式・新居など)のまとまった出費が重くのしかかる
- 年収400〜600万円の中間層で婚姻件数の減少が特に大きい
婚姻の減少は全年収層で均等に起きているわけではなく、中間所得層に集中しているという分析もあります。
経済的余裕の有無が、結婚に踏み切れるかどうかを大きく左右している現実があります。
一人でも十分楽しめる時代になった
SNSや動画配信サービス、趣味のコミュニティなど、一人でも充実した時間を過ごせる手段が増えました。
かつての時代には、孤独を解消する手段のひとつとして結婚の役割が大きかった側面があります。
しかし今は、結婚しなくても人とつながり、楽しみを見つけやすい環境です。
「結婚は絶対に必要なもの」という意識が薄れ、あくまで選択肢のひとつとして考える若者が増えています。
適切な相手に出会えないという現実
25〜34歳の未婚者を対象にした調査では、独身でいる理由として「適当な相手にめぐりあわない」が男性43.3%、女性48.1%と最も多い回答でした。
結婚したい気持ちはあっても、現実的な出会いの場が限られていることが、一つの大きな壁になっています。
職場の人間関係が固定化しやすくなっていること、引っ越しや転職による環境変化の少なさも、出会いの機会を狭めている要因です。
20代が結婚を考えるうえで知っておきたいこと
結婚率のデータを踏まえたうえで、20代の自分がどう動けばよいかを考えてみましょう。
焦る必要はありませんが、知っておくと損のない事実があります。
初婚のピークは今も昔も27歳前後
平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.7歳まで上昇していますが、実際に最も多くの人が初婚を迎えるのは今も27歳前後です。
平均値が上がっているのは、晩婚化ではなく「結婚しない人が増えた」ことで全体の平均が引き上げられているためという見方もあります。
男性は32歳、女性は30歳までに約7割が結婚しているというデータも残っています。
つまり、27歳前後をひとつの目安として意識しておくことは、婚活のタイミングを考えるうえで参考になります。
結婚を先延ばしにするほど婚活は難しくなる
婚活サービスの実績データによると、成婚に至るまでに必要な見合い回数は20代前半では平均5回程度でした。
ところが30代後半になると、その回数は10回程度に倍増しています。
年齢が上がるにつれて条件面での折り合いがつきにくくなることや、そもそも婚活市場に参加する相手の数が絞られていくことが影響しています。
20代のうちに動き出すと、相手の候補が多く、お互いの条件も合わせやすい状況にあります。
20代のうちに動くと有利な理由
20代は婚活市場において需要が高い世代です。
特に20代女性は相手候補から選ばれやすく、20代男性も将来性や若さで評価されやすい時期です。
- 相手の候補数が多く、出会える機会が幅広い
- お互いの生活スタイルをすり合わせやすい柔軟な時期
- 5年以内に結婚できる確率が男女ともに30%以上と高い
- 20代後半女性は5年以内の結婚確率が約44%とピークに達する
「まだ20代だから」と先送りにしているうちに、有利な状況が少しずつ変わっていきます。
動けるときに、少しずつ動き始めることが大切です。
理想の結婚相手に求める条件の優先順位
調査では、男女ともに結婚相手に最も求める条件は性格であることがわかっています。
その次に多いのが価値観の一致で、男性は家庭的であること、女性は金銭感覚を重視する傾向があります。
条件を絞りすぎると出会いの幅が狭まりますが、譲れない点と妥協できる点を整理しておくと婚活がスムーズに進みます。
20代が使いやすい婚活の方法を比較する
結婚したいと思ったら、行動に移すための方法を知っておくことが重要です。
自分のペースや生活スタイルに合った選択肢を選びましょう。
マッチングアプリは20代にとって最も身近な出会いの場
スマートフォン一つで始められるマッチングアプリは、20代にとってハードルが低く、利用者数も多い出会いの方法です。
気軽に試せる反面、真剣度にばらつきがあるため、プロフィールや最初のメッセージで自分の意図をしっかり伝えることが成功のポイントになります。
結婚相談所は本気度の高い人にとって効率的な選択肢
結婚相談所は費用がかかる分、参加者全員が結婚を目的としているため、真剣な出会いを効率的に進められます。
- 入会前に希望条件のヒアリングがある
- 専任カウンセラーがマッチングと交際をサポート
- 身元確認や収入証明など、安心できる審査がある
- 成婚を目標とした明確なゴールがある
20代向けの割引プランを用意している相談所も多く、早めに活用するほどコストを抑えながら出会いの幅を広げることができます。
友人の紹介や職場など自然な出会いも見逃せない
婚活ツールを使わなくても、友人や職場・趣味のコミュニティを通じた出会いは今でも有効な方法です。
共通の知人がいることで相手の人柄を事前に知りやすく、お互いの素の姿を早い段階で確認できるメリットがあります。
普段の交友関係を広げておくことが、思わぬ縁につながることも少なくありません。
まとめ|20代の結婚率を知って、自分にとってのベストなタイミングを見つけよう
20代前半の既婚率は男性4.9%、女性8.3%と低く、20代後半で男性26.4%、女性36.7%に上昇します。
結婚率が低い背景には、進学率の上昇・経済的な不安・価値観の多様化・出会いの少なさという複数の理由があります。
焦る必要はありませんが、20代は婚活市場において最もチャンスが多い時期でもあります。
自分のペースを大切にしながら、まずは出会いの場に少し目を向けてみることが、幸せな結婚への第一歩になるはずです。
結婚は急ぐものではありませんが、知識を持ったうえで行動することが、後悔のない選択につながります。
